巷によく、「ブラックを消す方法」という情報商材が売られていますが、果たしてそんな方法はあるのでしょうか?
結論は「ある可能性は高い」といったところでしょうか。
その方法は単純で、結婚して姓を変えるだけです。ただし、これで必ずローンが組めたりクレジットカードが作れたりという保障はありません。
まず姓が変わると、信用情報機関で情報を開示すればまっさらな状態になっていると言われています。しかし、信用情報機関では氏名のほかに住所や生年月日も登録管理されているため、熱心に調べれば「結婚してAからBに姓が変わったんだな」と分かってしまいます。このため、クレジットカード程度であれば作れたと言う話はよく聞きますが、住宅ローンや自動車ローンとなると難しいかもしれません。
また30歳程度で結婚して姓が変わったとすれば、情報を開示した時点でクレジットヒストリーが全くないのも逆に怪しまれる材料になってしまいます。そうすると熱心に調べられたり、問答無用で審査をけられたりする場合もあります。
法人でも個人でも、お金を借りたことがないことは素晴らしいことです。しかし特に法人だと全くお金を借りたことがないと言うことは、何かよくない理由があるんだなと金融機関に解釈されてしまうことがあるそうです。個人であれば、クレジットカードを使い続けてきちんと返済し続けた際に残る「クレジットヒストリー」は非常に大切な信用となって評価されます。
・・・そうは問屋が卸さない、とはまさにこのことでしょうか。
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bark